医療の質・安全学会事務局 03-3263-5886

 

医療の質・安全学会
第4回学際的医療研究のための入門講座
「医療と情報」 ご案内

主催:医療の質・安全学会 学際共同研究推進委員会
協力: (株)日立製作所 デザイン本部

 日本における医療にかかわる学際的共同研究を支援・推進していく試みとして始めた入門講座も,第4回目となりました.2010年も,これから医療研究に踏み出していきたい非医療系研究者とそうした研究者と現場に役立つ研究を進めていこうとする医療関係者のための「学際研究入門講座」を行います.医療に興味がある,しかし様子がわからないので入っていけない,あるいは入っていくことに不安を感じている周辺領域の若手/中堅研究者を対象として,そもそも医療とはどのような活動であり,どのような現場であるのかを医療各領域の第一人者に語っていただき,ワークショップでの議論の中で学際研究の可能性と問題点,その解決策を検討していく場にしていきたいと考えています.

 第4回入門講座は「医療と情報」に照準を合わせます.急速に電子化が進む医療の現場において今さまざまな問題が出始めています.電子カルテや統合型オーダリングシステムという電子情報化がなぜ,どんな問題をひき起こしているのか,そもそも医療の現場で必要とされ利用されている「情報」とは何なのか,さらには「誕生前の母子手帳から死亡証明書まで」一人の人の身体健康をめぐる情報全体を「本来は」どのようにとらえていけばよいのか,またその集合体である医療従事者の手元に残る多くの「情報」をどのように考えるべきなのか.今回は「個人情報とその利用」についての第一人者である牧野二郎弁護士にもお話を伺いながら,考えていきたいと思います.グループ討議・全体ワークショップの成果は,2010年11月の医療の質安全学会学術大会でのシンポジウムにも展開していく予定です.

 医療現場と他領域の研究者をつなぐ第一歩としての入門講座に,ぜひご参加ください.

日時: 2010年9月10日(金)9時〜11日(土)17時
場所: (株)日立製作所 デザイン本部
      東京都港区赤坂5丁目3-1(赤坂Bizタワー)
     地下鉄千代田線 赤坂駅 徒歩1分/銀座線丸の内線 赤坂見附駅徒歩5分
    ※詳しい場所ならびに入館方法については参加者に後日ご連絡いたします.

テーマと講師:(敬称略)

・診療情報とは何か  脇田紀子(聖路加国際病院医療情報センター)
・医療の現場で必要な患者情報とは何か  
                        福井トシ子(日本看護協会)
・医療情報の二次利用  
              澤智博(帝京大学医療情報システム研究センター)
・医療の情報と個人情報        牧野二郎(牧野総合法律事務所)

対象:

医療研究に興味を持つ社会科学系(社会学・心理学・認知科学ほか)ならびに理工学系(情報科学,人工知能,人間工学ほか)の研究者.
あるいは,本テーマに関連して非医療系研究者との学際的共同研究に興味を持つ医療関係者,研究者.
併せて 30名程度.

・医療の質・安全学会および各学会に対して公募し,希望者が多いときには,書類選考を行います.
・ 原則として,全日程に参加できる方を優先いたします.

参加費:

9月10日懇親会費,ならびに9月11日昼食を含みます.
      学生(大学院生を含む) 3,000円  
      一般 6,000円

※この参加費は,上記の「実費の一部」をご負担いただくものです.その他の経費は主催学会で負担しており,収益事業ではないことをご理解ください.

スケジュール(予定 変更の可能性があります): (敬称略)

1日目 9月10日(金)  (敬称略)
0830-0900 受付
0900-0915 主旨説明と事務連絡
0915-1100 診療情報とは何か
          脇田紀子(聖路加国際病院 医療情報センター)
1100-1115  休憩
1115-1300 医療の情報と個人情報
          牧野二郎(牧野総合法律事務所)
1300-1400   昼食(各自)
1400-1545 医療情報の二次利用
          澤智博(帝京大学医療情報システム研究センター)
1545-1600  休憩
1600-1800  WS概要+話題提供+グループ分け
        ユーザエクスペリエンスからみた電子カルテ
          河崎宜史(日立デザイン本部)
        電子カルテをめぐるパイロット研究
           南部美砂子(はこだて未来大)
1800-1815 移動・準備
1815-2030 懇親会

2日目 9月11日(土)
0915 集合・入館
0930-1115 医療の現場で必要な患者情報とは何か
         福井トシ子(日本看護協会)
1115-1130 WSにむけて(概略説明,電子カルテ案内)
1130-1230 昼食
1230-1430 WS-分科会
1430-1700 分科会報告と全体討論
1700-1710 closing remark

応募方法

以下の情報を記載した応募文書(別途応募ファイル参照)をEメールで送付してください。

  1. 所属・連絡先
    ・氏名(和・英文),年齢,性別
    ・所属・身分(指導教員がいる場合は指導教員名までお願いします)
    ・所属学会名,参加枠組(学生/一般)
    ・連絡先(e-mail, 住所, TEL/FAX,緊急連絡のための携帯電話・携帯メイル)
    ※別紙の「個人情報の取扱」についてごらんいただき,ご同意の上,ご提出ください.

  2. 応募動機と医療研究に対する興味
    ・今回の入門講座に応募した理由,ならびに,今現在,興味を持っている医療の質・安全に関連する研究テーマについて,3行200字程度にまとめてください.この自己紹介文は全参加者に配布する参加者一覧に掲載させていただきます.
    ・今回が初めてのご参加の方は,なぜこの入門講座に参加しようと思ったのか, 簡単に経緯・動機についてのご説明を添付していただけると幸いです.書類審査になった場合に参考にさせていただきます.
    ・研究業績(任意):業績がある場合は,最近5年間の主たる業績を2−3点挙げてください.

    ※書類審査となった場合にも,「医療研究に関する」事前知識の量や業績の量は問いません。医療研究に対する興味と各専門領域におけるこれまでのご研究を審査の対象とします。

応募先:シーオーエルエルエイビー@qsh.jp※SPAM防止のため,アドレスを画像にしています

e-mailのSubject(用件)欄に『QSH入門講座申込』と入れてください.またメイル配送トラブルを防ぐため,必ずご自分でも送信記録を取ってお送りください.メイルを受け取り次第,受領メイルを出しますので(最大で2日程度遅延する場合があります),3日たっても受領メイルが届かない場合は,再度ご連絡をください.

応募締切:2010年8月5日(木)午後5時

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