新しい医療の質安全学会メンバーによるリレーコラムが始まります。

2021年6月の社員総会の後、引き続いて開催された今期理事会で、理事長を拝命いたしました。新しい理事会のメンバーとコミュニケーションを大切にしながら、少しずつリモデリングを図ってきました。

「リモデリング」という言葉をご存じでしょうか。成長期以降、変化しないようにもみえる骨は、実は、破骨細胞、骨芽細胞によって、壊されたり、造ったりされながら、維持されています。本会の理事は2年間の任期です。2年ごとに生まれ変わる理事会チームは、リモデリングしながら、本会の活動を支える「骨」です。

 さて、新理事会の活動開始から4分の1が経過しました。その間に理事会が行った最大のことは、事務局を補強するために事務員を雇用することでした。2年ごとに「生まれ変わる」理事会を支えるためには、「変わらない」メンバーの事務局が重要です。新たに3名が加わりました。本会の大きな事業のひとつに、全国の医療安全支援センターを総合的に支援する事業があります。この事業を強化するためにも、事務員の増員は必要でした。医療安全支援センターは、患者さんや市民から医療に対する疑問や医療機関に対する相談を受ける公的機関です。市民と医療者をつなぐ大切な仕事に、本会が関わることができ光栄です。

 次の半年間では、新しいホームページがリリースされますので楽しみにしてください。ここでは、医療安全に役立つ情報をどしどし配信する予定です。各種委員会は、様々な研修も企画しています。ホームページから研修申込が簡単にできることを目指しています。

 本理事会の1年目は、「足腰を鍛える」期間、2年目は、安定した活動期に入る予定です。そして、このリレーコラムは、広報委員会の新企画で、理事メンバーを皆様に紹介することが目的のひとつです。

 最初のコラムは理事長が担当し、「リモデリングとかけて理事会と解く」をご紹介しました。次回コラムは副理事長の担当です。どうぞお楽しみに。

松村由美 : 医療の質・安全学会理事長 
京都大学医学部附属病院 医療安全管理部